こんばんは私立探偵aimiです。
私は小学生の頃から一眼レフカメラやビデオカメラ、望遠鏡など撮影機材が大好きでした。
今の若い子は殆ど知らないでしょうけど当時のカメラはフイルム。
撮影した物は通常写真屋さんに現像してもらうのですが、私は好き過ぎて自分の部屋の押し入れに暗所を作り、現像室なる押し入れで現像液に印画紙を浸して写真にしていました。
写真が浮き出てくるのがたまらなかったんですよ。
また、撮影機材も大好きなのですが、構造がどうなっているのか分解したり改造したりするのも好きです。
まぁ今考えると変わった子供ですね(;’∀’)
でもそれが今でも凄く役に立っています。
そんな機材好きな私がどんなカメラやビデオ機材に目が行くのかを少しお話しておきます。
わかりやすい浮気調査で役に立つ機材についてお話しておきます。
高画素なカメラ
探偵は高画素なカメラに目が行きます。
高画素なビデオカメラ
浮気調査では殆どビデオカメラを使う事が多いのですが高画素な方が助かります。
最低でもFHD、基本は4Kです。
基本的に探偵は対象者と距離を取った状態で撮影する事が多いので、後でトリミングした時の事を考えて高画素な方が良いんです。
対象者の顔やナンバープレートが読み取れないようなカメラだと証拠として困ってしまいますからね。
また、昼間は明るさがあるので高画素であればある程良いのですが、夜は高画素過ぎると明るさが少なって画質が落ちて暗くなってしまいます。
昼は高画素で夜は画素数を落として高感度側に振れるセンサーがあるカメラがあれば凄く助かるんですけどね。
一眼カメラ
一眼カメラはビデオカメラに比べて基本的に高画素なので探偵は必ず持っているんじゃないでしょうか。
調査で使う頻度は結構低い部類のカメラですが、
- カメラレンズを交換できる
- 超ハイスピード撮影ができる
- 超ロースピード撮影ができる
- 暗所に強い
- 赤外線フィルターを外せばIR照射撮影ができる
などの点に強いので探偵は必ず車に積んでいると思います。
ただ、一眼カメラを向けると言うのは物凄くリスクが高いので、隠れた場所からの撮影に限定されることが多いですね。
昔はみんな一眼カメラでしたけど、今は使用頻度は極端に低いです。
便利な機材が増えましたからね。
暗所に強いカメラ
とにかく暗所に強いカメラが好きなのが探偵です。
昼間は明るさがあるのでどうにでもなるんですが、夜に綺麗な写真を撮ろうと思うと難しくなるんです。
暗所に強いビデオカメラ
ソニーの高感度センサーを使ったビデオカメラが結構出回るようになって助かっています。
ドライブレコーダーもIMX系の小型で高感度なセンサーがたくさん出ているので重宝しております。
私は現在、夜で比較的距離の近い徒歩尾行用に手の中に隠れそうな小型の高感度ビデオカメラを使用しています。
手に握って歩きながらwifiで映像を飛ばしてスマホで確認しながら尾行しても殆どわかりません。
基本はカバンの中に入れて小さな穴からの撮影になりますが、かなり暗い場所でも十分な暗視効果があるので超優れものです。
暗視でありながらwifi機能がある小型暗視カメラは凄く重宝しています。
ただ、この広角な暗視ビデオカメラは接近戦用なので長距離は苦手です。
長距離から車の中を狙ったりする場合は「高感度センサー+高倍率レンズ+長距離赤外線照射」の暗視スコープを使用しています。
完全に真っ暗で尚且つ100m~200m離れていても顔が認識できる暗視スコープです。
赤外線を使う方法は昔からありますが、最近はこういう暗視スコープも仕入れが楽になりました。
暗所に強い一眼カメラ
APS-CならPENTAX KP、フルサイズならα7s系が人気ですね。
α7sはフルサイズで尚且つソニーの高感度センサーなので、完全な闇でなければホントに綺麗な映像を映し出してくれます。
ただ、ミラーレス機なのでバッテリーの持ちが悪いですね。
そこでリコーのPENTAX KPですが、こちらはAPS-Cセンサーではあるものの一眼レフ機なのでバッテリーが凄く長持ちする。
暗所撮影はα7sには及びませんが、バッテリー持ちでは優れているので案外KPの方が実用的で使っている探偵は多いかもしれません。
ただどちらにしろ、一眼カメラを対象者に向けるのは限られる場所だけなので使用頻度は低いですね。
wifi機能のあるカメラ
探偵はスマホと連携できるwifi機能のあるカメラを好みます。
wifi機能のあるビデオカメラ
尾行中は殆どwifiで映像を飛ばしてスマホで確認しています。
カバンや服の中にカメラを仕込んでスマホでチェックしながらの尾行や張り込みですね。
また、離れた場所から別の調査員が映像を確認している事も良くあります。
この辺りは深くはお話しませんが、wimax+IPカメラやP2Pカメラが役に立ちます。
wifi機能のある一眼レフカメラ
最近は一眼カメラもwifi機能があるので便利ですね。
車の中に固定させてwifiで電波を飛ばして車内や別の場所から確認したり撮影したりできるので便利です。
ただ、本体とスマホの近距離wifiのみの機種が多いので、早くどこからでも遠隔操作できるwifi機能を増やしももらいたいですね。
でも遠隔監視はビデオカメラでできるので、別に良いと言えば良いのですが。
シャッタースピードと手振れ補正
一眼カメラは当然シャッタースピードがコントロールできるので良いのですが、ビデオカメラは30fpsしかないとかそういうのは困りますね。
基本的に60fpsで撮影できる物が欲しくなります。
探偵は撮った動画から調査報告書を作る為にコマ送りしながら静止画にするのですが、60fpsだとブレの少ない静止画が取得できるので重宝します。
ただ、ここで重要なのが手振れ補正です。
手振れ補正の無い60fpsと手振れ補正のある30fpsなら、私は後者を選びます。
最近の手振れ補正は光学式5軸補正+ボディ内手ブレ補正を搭載したビデオカメラがあります。
こういうブレないビデオカメラだと30fpsでも綺麗に静止画を取り出せます。
もちろん手振れ補正+60fpsの方が良いので、最近はそういうビデオカメラを選びたくなりますね。
カバンに入れた隠しカメラを歩きながら撮影するには、シャッタースピードと手振れ補正が非常に重要になってきます。
ブレブレの動画は撮ってる意味ないですからね。
長時間撮影できるビデオカメラ
探偵と言えば尾行と言うイメージがあるかもしれませんが、実際は張り込み時間の方が遥かに長いんです。
いつ出てくるかわからない対象者をずっと待ち続けます。
しかし、その出てくる一瞬を映像に収める必要がある為ずっと撮影し続けています。
そこで重要なのが長時間撮影できるビデオカメラです。
高温に強いビデオカメラ
探偵はカバンや服、箱の中や車内にビデオカメラを設置します。
冬なら何とかなるのですが、夏はすぐに高温になって熱によってカメラが停止してしまいます。
どんな熱に強いカメラでも殆ど止まってしまうので、小型のファンを取付けたりして熱対策
をしています。
だから高温に強くなくても大丈夫なようにしているのですが、どちらかと言うとやはり高温に強い方が助かります。
熱に弱いビデオカメラだと熱対策も手間暇掛かってしまうので、とにかく熱に強いに越したことはありません。
大事な瞬間が来た時に熱で停止してしまっている何て事は考えたくもありませんからね。
バッテリー容量が大きいビデオカメラ
探偵は張り込んでいる時も尾行中も撮影し続けています。
録画をしていない時でも映像はスマホで見ていて、録画&停止を繰り返しています。
私の場合、調査中はカメラを止める事は殆どありません。
だから常にモバイルバッテリーやポータブル電源で給電しながらの撮影をしているのでビデオカメラ本体のバッテリー容量は問題ないのですが、いつも給電しながら撮影できるとは限りません。
現場の状況によってビデオカメラ本体のみで録画し続けたい時もありますし、なるべくそうできる方が理想的です。
ですのでいつもビデオカメラを購入する時に大容量の互換性のあるバッテリーが販売されているかを気にします。
基準的には本体のみで5~6時間動く互換バッテリーがある物をなるべく選んでいます。
カメラ本体単独で長時間録画できると機動力も上がりますし、バッテリーの心配をする必要が少なくなって安心です。
カモフラージュできるカメラ
探偵はそのままカメラを対象者に向ける事は殆どしません。
観光地などでカメラを持っているのが自然な場合はそうしますが、基本的にカモフラージュします。
- カバンの中に入れる
- 服の中に入れる
- 箱の中に入れる
- 自転車に付ける
- バイクに付ける
- 車に付ける
- 草むらに隠す
- 物陰に置く
現場に合わせて常にカメラをカモフラージュさせます。
だからカメラを購入する時に、これはこういう現場に使えそうだなと言うのを考えながら選んでいます。
また、基本的にそのまま使う事は少なく殆どの場合が使い易いように何かしら改造して使いますので、新品の状態でカモフラージュできなくても改造すれば使えるかを考えて選んでいます。
もちろん超小型に越したことはないのですが、そういうのは画質が落ちるので改造し易さと画質のバランスと現場のカモフラージュ度のバランスを考慮します。
また、映像を撮る目的でないがカメラを設置する場合もあります。
この辺りは詳しくお話しませんが、別の目的でカメラを設置する場合は超小型に越したことはありません。
いろいろ画質に疑問のあるスパイカメラも現場の状況を把握するだけの為に使用する事もあります。
マニュアルフォーカスのあるカメラ
探偵は絶対と言って良いほどマニュアルフォーカスのあるビデオカメラを好みます。
本体で素早くマニュアルフォーカス操作ができるカメラ
なぜかと言うと対象者を狙う時に目立たない位置から撮影する事が多いので、間に柵とか障害物があったりする事が多いんです。
そんな時にオートフォーカスだと絶対にピントが合いませんし、合ったとしても遅いです。
また、ホテルの出入りを狙っている時に出入口の前を車や人が通った時にそっちにピントが合ってしまうと厄介です。
どんな状況が起こってもピントが固定されていないと証拠は撮れません。
後で映像を確認してピントがボケてたなんて事は考えたくもありません。
その一瞬の為に今まで長い間浮気調査してきた訳ですから、絶対にピンボケだけは嫌です。
絶対見逃したくない一瞬を撮りたいので、探偵はマニュアルフォーカスが必要です。
ただ、マニュアルでピントが合わせられたら良いって物でもありません。
いろんなビデオカメラがありますが、特にソニー系のビデオカメラはピントのマニュアル操作が凄くし易いので有難いです。
多分ソニーが好きな探偵が多いのは、このマニュアル操作のし易さって部分じゃないかと勝手に思っています。
凄く地味な点に見えるかもしれませんが、このマニュアルフォーカスのし易さは超ポイントが高いです。
アプリでマニュアルフォーカス操作ができるカメラ
最近欲しいなと強く思う機能の1つが、アプリでマニュアルフォーカスが操作できるカメラです。
現在の一眼カメラやビデオカメラは殆どwifi接続で撮影できるのですが、アプリ操作時は残念な事に殆どオートフォーカスになってしまうんです。
これがネックで遠隔操作時もピンボケが発生する事があるので目が離せませんし、一度ピンボケになると復帰させるのにズームアウトを繰り返してジャスピンに持っていくのですが、数秒掛かってしまいます。
そんな時に限って対象者が建物から出てきたりすると最悪です(-_-;)
早くアプリ操作でもマニュアルフォーカスができる機種が増えるのを願っています。
オールマイティなカメラはない
カメラやビデオカメラなどについて探偵が思う事を記載していきましたが、やはり全てを網羅したオールマイティなカメラはありません。
ですので探偵は常にあらゆる状況に対応できるように複数のカメラを常に持ち歩いています。
また、その各々のカメラに対応した電源の供給方法や周辺機材も持ち歩くことになります。
なぜなら全てに互換性がある訳ではないからです。
そうなると非常に多くの機材を持ち歩くことになるので結構体力が必要。
ただ、機動力を考えてその案件や対象者によって必要ない機材はなるべく持ち歩かないようにしますが、この浮気調査と言うのは予想外の事も発生するのであーだこーだ考えているとなるべくいろいろ持っておきたくなります。
いざと言う時にあれが無い!?なんていうのは嫌ですからね。
カメラが好きな私立探偵aimiでした。
※管理人が確認した後に公開されます。