相談電話をくれたのは50代半ばの会社事務員さん。
大阪の某市役所で働く間もなく60歳になる夫が浮気を止めないらしい。
過去に相当ケンカして一度警察沙汰になった事もあったそうだ。
このご夫婦には子どもはおらず二人暮らし。
苦しい毎日を暮らす依頼者の相談とは?
概要
ご相談時に把握できた概要です。
依頼者 | 大阪在住50代半ばの主婦 |
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依頼者の仕事 | 会社事務員 |
夫 | 間もなく60歳 |
夫の仕事 | 大阪の某市役所職員 |
夫の趣味 | 自転車(サイクリング) |
婚姻年数 | 35年 |
子ども | なし |
住まい | 分譲マンション |
本人の移動手段 | 通勤は徒歩と電車/休日は自転車と自動車 |
駐車場 | マンションの立体駐車場 |
駐輪場所 | 自転車は高級だから室内に置いている |
不倫相手 | 同じ勤務先の中年女性(電話で話したことがある) |
過去2回の浮気調査 | 1回目は自分で浮気調査、2回目は探偵事務所に依頼 |
誓約書 | 二度と浮気はしないと言う誓約書を夫と交わした/相手女性は電話で謝罪したが謝罪の場には来なかった |
警察沙汰 | 以前浮気の事で夫と口論になり、その際にビンタをしたら警察沙汰にされて大事にされた |
相談電話
日曜日の昼間に相談電話を頂いた。
依頼者「夫の浮気調査のお見積りをして欲しいのですが・・・」
丁寧でキチっとした口調の女性からの電話だった。
探偵aimi「はい。お電話ありがとうございます。では基本的な事からお伺いしますが、お住まいは大体どの辺りですか?大阪ですか?」
依頼者「はい。大阪市の〇〇区です。過去に夫が浮気を止めないので証拠を撮って欲しいんです。」
と言った時、少し怒りも感じるような口調になられた。
浮気を止めないと言う事は、過去にいろいろあったんだろうと思わせる。
とにかく詳細をお聞きする事とした。
依頼されるまでの経緯
夫が間もなく60歳で依頼者が50代半ばの婚姻歴35年の夫婦。
夫は大阪の某市役所で勤務しており、依頼者は大阪の某会社の事務員。
婚姻後に夫が種無しと言う事が判明して子供はなし。
過去に多くの医療機関に通ったが結局子供はできなかった。
それでも2人だけでも幸せだと言う事でこれまで暮らしていた。
しかし2年前に夫の浮気の兆候を感じるようになる。
不審に思った切欠
2年前に夫が朝帰りする事があった。
月に何度かは役所の飲み会で終電で帰宅する事があった夫だが、ある日朝方に帰宅。
聞くと酔っぱらって店で寝てしまったと言う。
1回目は然程気にもしていなかったが、それ以降終電ではなく深夜にタクシーで帰宅する事が増え始める。
その時に依頼者はある点に気が付いた。
依頼者「飲んで帰ってきているのにシャンプーの香りがする・・・」
本人が寝た後に携帯電話をチェックすると女性とのやり取りがあった。
そこにはラブラブな文章が並んでおり、明らかに浮気しているとわかる内容だった。
依頼者は本人を叩き起こし、携帯電話を見せて「これどういう事(ꐦ°᷄д°᷅)」
これで浮気が発覚して修羅場を迎える事になる。
交際は認めるが体の関係はないと言い張る本人
依頼者は夫を問い詰め、観念した夫は土下座をして謝ったそうだ。
しかし依頼者は納得いかない。
なぜなら、
- 浮気はしたが体の関係はない
- 相手女性がどこの誰かを言わない
依頼者の推測ではメールの内容から同じ職場の女性ではないかと思われる。
携帯電話のアドレス帳によって相手の名前はわかるものの住所や職場は書かれていない。
何度も問い詰めるも本人は白状しない。
白状しない理由は恐らく、市役所内で不倫しているを認めてしまえば懲戒処分を受ける事になるからだろう。
依頼者にとっても関係する。
夫が減給処分や停職処分、転勤などになってしまうと自分にも影響があるのである。
何とも複雑な感情の依頼者はとにかく女に電話した。
相手女性に電話をした依頼者
依頼者は夫の携帯で相手女性に電話した。
相手女性に怒りをぶつけた依頼者。
最初は知らぬ存ぜぬを付き通す相手女性であったが、状況を理解できたようで謝罪した。
しかしながら本人同様相手女性も
- デートはしたが体の関係はない
- 職場を言わない
- 住所も言わない
謝るものの白状しない相手女性。
しかし、
相手女性「もう絶対会いませんから!?」
これを繰り返すだけである。
依頼者は相手女性に
依頼者「とにかく一回家に来て謝って下さい(ꐦ°᷄д°᷅)」
相手女性はこれに同意し、電話を終える事になる。
夫に誓約書を書かせた
とにかく納得がいかない依頼者は夫に誓約書を書かせた。
内容は探偵aimiもご契約後に見せて頂きました。
- 二度と〇〇〇〇とは会わない
- 二度と〇〇〇〇とは連絡を取らない
このような簡単な誓約書でしたが、依頼者ができる事はここまでだった。
体の関係はなしなどと偽っているのは違いないとわかっていたが、証拠もないのでこれ以上どうしようもなかった。
浮気相手は家に来なかった
約束の謝罪日時が来ても浮気相手の女は家に来なかった。
電話をしても着信拒否をしているようで連絡が取れない。
示談書を作成して準備していたにも関わらず、何の連絡もなしに無視された。
依頼者は夫に浮気相手の住所を聞くが絶対に言わない。
浮気相手を守ろうとする夫の態度に怒りが爆発し、夫の頬をビンタした。
すると夫は
夫「暴力や!お前は暴力を振るった!被害届を出す!」
そういうと警察に電話したのである。
警察が家に来て事情聴取
バカバカしいがホントに夫は警察を呼んだ。
依頼者は事情聴取されることになったが、警察もただの夫婦喧嘩である為、被害届は受理せず夫は説得された。
これで完全に夫婦関係は最悪の状態になる。
殆ど会話の無い地獄の毎日がしばらく続くこととなってしまった。
1年後に再びおかしな点に気が付く
浮気騒動から約1年。
飲みに行く時も逐一連絡を入れるようになった夫。
昔のように必ず終電で帰宅するようにもなった。
怪しい点も特になく、平穏な日々が続いていた時だった。
夫は自転車が好きで高級サイクリング自転車を持っている。
昔から休日になると一人でサイクリングに出掛けるのが趣味だ。
大切な自転車を家の中から出し、マンションのエレベーターに載せて行く。
ヘルメットも被り、サイクリングスーツを着ていつものように出掛けた。
いつもと変わらない光景。
しかしサイクリングから帰ってきた夫に異変を感じた。
なぜかシャンプーの香りがする・・・
依頼者の脳裏に1年前の記憶が蘇る。
そう。
飲みに行って帰ってきた夫からシャンプーの香りがしていたあの日と同じだ。
依頼者は一瞬怒鳴りつけたくなったがグッと我慢して普通にした。
ここでまた問い詰めてもどうせ言い訳をされるだけだ。
今度は必ず証拠を得てから問い詰めなければならない。
過去の経験から学んだ依頼者は探偵事務所に相談する事にした。
1回目の探偵事務所に依頼
依頼者は大阪の某探偵事務所に初めて依頼をされた。
50時間プランなる料金で契約して何度か怪しいと思う日を決めて浮気調査を行ったが、結局何も出なかったそうだ。
100万近く掛けて結局何も証拠が得られなかった依頼者は落胆。
そんなはずはない・・・
絶対あの女と続いているはずだ・・・
諦めきれない依頼者は紋々とする日々が続いていた。
基本料金+成功報酬で依頼を受けた
依頼者からすると2軒目の探偵事務所が当社だ。
1回目の選択失敗を踏まえてネットで徹底的に検索して探しまくったそうだ。
この人なら信用できる。
そう感じた依頼者は探偵aimiに電話をしたそうである。
事細かく日々の出勤時間や帰宅時間、休日の過ごし方などをお伺いした。
勤務日 | 月~金 |
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出勤時間 | 朝7:30頃出て早くて18:30、遅くても20時に帰宅 |
飲みに出掛ける日 | 毎週水曜日若しくは金曜日が多い |
飲みに出掛けた日の帰宅時間 | 終電で帰宅するので深夜1時前位 |
移動手段 | 通勤は徒歩と電車、休日は車か自転車(自転車はママチャリとサイクリングの2台) |
駐車場所 | マンションの立体駐車場 |
休日の過ごし方 | 一人で車で買い物、サイクリング |
結果、私としては浮気をしている可能性が非常に高いと判断した。
狙うは飲み会の日とサイクリングの日のような気がする。
恐らく浮気相手は依頼者宅から自転車で行ける範囲なんじゃないかと感じた。
また、同じ勤務先の可能性も高い。
- 浮気相手の所在
- 浮気相手の勤務先
- 不貞関係であると判断できる証拠
- 裁判用報告書
不貞関係であると判断できる証拠の成功条件は「成功報酬制の浮気調査における成功条件について」に記載しているいつものパターン。
大体の浮気調査はこれである。
証拠を得た後にどのようにして修羅場を迎えて別れてもらうか?
具体的には調査終わってから考えるが、一応今の段階で考えられる良さそうなパターンをいくつかお話してお見積りを終える事にした。
依頼者はお見積り金額に納得し、早速契約する日時を決めたいとの事で後日お会いする事になった。
さて、この浮気調査はどうなったでしょうか?
また時間がある時に記事にしようと思います。
※管理人が確認した後に公開されます。