大阪府松原市と記載していますが、実際は違う場所ですし具体的な内容は記載していませんよ。
大阪府の松原市と言えば近畿自動車道の「松原」?「美原北」間が無料で乗り降りできるで利用している人も多いと思います。
でもこの区間って出入り口に料金所はないのですが料金回収ボックスが設置されていて、300円だか350円だか投入するようになっているようです。
止まって料金投入している人は見た事ないんですけどね・・・
さて、今回はダブル不倫の証拠で依頼者さんが浮気相手に示談交渉した案件のお話を少ししようと思います。
要するに浮気の証拠は探偵aimiが取得し、それを元に依頼者さんが弁護士を使わずに不倫相手と示談交渉し、尚且つ離婚はしなかった案件です。
費用対効果抜群ですね。
ただ、基本的には弁護士さんを入れる方が何かと無難なのでおススメです。
でも、料金的にも解決方法的にも何が一番良いかはその案件によって違いますので、浮気調査が終わったら一緒に考えましょう。
では、こんなお話しです。
成功報酬で浮気調査を受けた
基本料金は数万円頂きましたが、後は全て成功報酬でお受けした浮気調査でした。
夫婦共働きのご夫婦で、とある会社で働く妻の浮気調査と言った形。
お子さんは幼稚園児が2名で、帰りが遅い妻の代わりにご主人がお子さんの送り迎えをされていました。
昔は仕事が早く終わった方が子供を迎えに行く形だったそうですが、ここ1年程前から妻の残業が増え、終電帰宅も多々増えたそうです。
ある事で浮気であると推測したご主人。
当社も浮気の疑いが高いと判断して成功報酬でお受けすることにしました。
浮気相手は良くわかっていないが、恐らく会社の人間じゃないかと推測されていました。
浮気調査で判明したこと
夫婦共働きの案件で奥さんの浮気調査をして判明した事は下記です。
- 浮気相手は会社の上司
- 飲み会と言って大阪のラブホを利用していた
- 殆ど残業はなく、仕事を終えた奥さんは浮気相手の勤務が終わるまで毎日ブラブラしている
- ラブホは別々に入店する偽装工作を行う
- 勤務後に浮気相手と喫茶店で過ごす
- 家がやや同じ方向で、電車で一緒に帰る事がある
- 浮気相手の住所(一戸建てに住んでいる)
- 氏名
- 浮気相手は妻と赤ん坊の3人家族
- 浮気相手の通勤経路
浮気調査によってこのような事が判明し、浮気調査報告書を作成しました。
もちろん裁判になる場合もあるので裁判用報告書を提出しました。
浮気調査報告書を見て浮気相手と示談交渉する決意を固めた依頼者さん
浮気調査報告書と私の話で浮気相手がどんな人物か写真も含め十分に把握された依頼者さんは自分で示談交渉する決意を固められました。
どんな人物か見てみないと不安ですから依頼当初はどうするか決めておられませんでしたが、調査後に決断されました。
元々示談交渉を自分で行う可能性があるとお聞きしていたので、探偵aimiも浮気相手の下記の事も調べておきました。
- 通勤経路
- 会社のどの出入り口から帰宅するか?
- 会社から駅までの通勤経路(電車通勤)
- だいたいの就業時間
結果、平日に有休を取って勤務後の浮気相手に接触を試みるとのことでした。
依頼者さんは行政書士に示談書を作成してもらった
ただ浮気相手と話をするだけでは意味はありません。
しっかり書面に残さないといけませんね。
なので依頼者さんは行政書士に数万円で示談書を作成してもらいました。
交渉は弁護士に依頼するのが何かと安心なのですが、やはり費用も掛かる事ですからまずはご自身でとの判断でした。
一応示談が成立しなかった時の為に目ぼしい弁護士さんを見つけておいた方が良いのでは?とお話ししていたのですが、お仕事も忙しいし子供の面倒もあるしでなかなか時間がなかったそうです。
示談交渉
今回の示談交渉には下記のようになりました。
- 会社の前で待ち伏せした
- 録音しながらファーストコンタクト
- 相手に接触した時の切り出し方
- 喫茶店やファミレスに行く時の注意点
- 示談交渉の流れ
- 示談交渉後にする事
会社の前で待ち伏せした
会社から大体何時頃出てくるか?どの出口から出てくるか?浮気の相手の詳細な写真と動画がありましたので、初めての依頼者さんでも接触可能でした。
職種によっては1発で帰社時に捕まえるのは難しい場合がありますが、今回は1発OKだったとの事でした。
録音しながら会話した
示談交渉で重要なのは録音です。
証拠を残す意味と言うのもあるんですが、それよりももっと重要な意味があります。
それは、後から「脅された」「強引にサインをさせられた」などと嘘を言われても良いようにです。
誰が聞いても脅してないって証拠を残す為です。
また、録音する事で自分自身も冷静に交渉ができるようになります。
依頼者さんもしっかり録音しながらファーストコンタクトをしました。
相手に接触した時の切り出し方
いきなり声を掛けられると驚くのは普通です。
誰だって不審に感じます。
なので紳士的に冷静に状況を掴めるように的確にファーストコンタクトする必要があります。
浮気相手が出てきたらボイスレコーダーやスマートフォンで録音してからコンタクトします。
依頼者さん「こんばんは。〇〇さんですね。」
浮気相手「えっ?あっ はい。そうですが・・・」
依頼者さん「私は〇〇の夫です。いつも妻が大変お世話になっております。」
浮気相手「えっ?あっ!?はい!?〇〇さんのご主人ですか!?どうされたんですか!?」
依頼者さん「いつもいつも妻が大変お世話になっておりまして、探偵を雇って夜の方まで頻繁にお世話になっている事がわかったのでお伺いしました。」
依頼者さん「妻とラブホテルを頻繁に使用している証拠からその他証拠を全て揃えさせて頂きました。」「お認めにならないならこのまま無視してお帰り下さい。その場合は即座に訴えますので、裁判所で潔白であると堂々とおっしゃって下さい。裁判所で潔白である事とおっしゃられた後に全て証拠を開示します。」
依頼者さん「もしお認めになられるなら少しお話したいと思います。」
依頼者さん「この会社でも結構ですし、〇〇市の奥さんとお子さんがいらっしゃるご自宅でも結構です。」「〇〇さんの事を考えると喫茶店かファミレスなどでお話する方が良いかと思いますがいかがしますか?」
浮気相手「いやっ!?違うんです!?あの・・・その・・・」
依頼者さん「あなたにすれば突然で動揺されるのはわかりますが、この場で偽られるならあなたとお話しても意味がないので後は弁護士から連絡させて頂きますがそれで結構ですか?」
浮気相手「それは・・・とにかくどこかでお話聞かせて下さい・・・」
と言うような流れだったとの事です。
浮気相手は1回は偽ろうとするものです。
但し、突然で動揺して冷静な判断ができていない場合もありますので、そこは冷静に観察してもう一度聞きなおしてあげる感じがよいでしょう。
もし偉そうな態度で偽るなら、その人物とは話になりませんので早々に切り上げて交渉は諦めて弁護士に依頼しましょう。
喫茶店やファミレスに行く時
浮気相手は奥さんに連絡しようと試みます。
状況を把握したい為に連絡したい訳です。
しかし、なるべく連絡はさせないように隙を与えないようにしましょう。
「トイレに行かせてくれ」などと言うかもしれませんが、
「妻に連絡して来られたらゆっくり話ができないですから、連絡はしないで下さい。トイレに行かれるなら携帯電話をお預かりさせて下さい。」
とでも言って阻止しましょう。
無理に取り上げたりするとややこしいので止めましょう。
どうしても連絡すると言うのであれば交渉は止めて帰りましょう。
示談交渉の流れ
これは相手もあることですので、依頼者さんに臨機応変に対応してもらうしかありませんが、事前にいくつかのパターンを一緒に考えて準備していきました。
今回はこのような流れだったとの事です。
- 証拠は出さず、見ていないと言えない事を言い、確かに証拠を撮られているとわかるようにしてあげた
- 浮気を認めさせた
- 謝罪させた
- いつから浮気していたかを確認した
- 何回体の関係があったか自供させた(25回程ラブホテルに行ったと自供した)
- 勤務後に何回会ったか自供させる(週何回程会っているので合計何回程度と言う形)
- 責任の取り方を確認した
- 慰藉料の金額を決定した
- 初回は50%、残りの50%は月〇万円の分割払い
- 以後、妻と会わない事を約束させた
- もし再度妻に連絡したり接触したりした場合の責任の取り方(金額)を決定した
- 支払い期限を確認した
- 全ての条件を示談書の空欄に書き込んでサイン・押印(拇印)させた
- 依頼者さんの行政書士と会い、公正証書を交わす日程を決めた
このような形で1つ1つ決めて完了したとの事です。
示談交渉の最大のポイントは証拠を出さずに認めさせることです。
浮気調査報告書にはあらゆる詳細を記載しています。
報告書を熟読して頂ければ、絶対に見ていないとわからない事が多々あることに気が付きます。
そのポイントを発しながらも具体的などこのホテル?何回証拠を撮っている?などは伏せておきましょう。
これは後日また言い訳をしたり言い分を変えたりした時の為です。
また、全て証拠を見せるとそれに対して言い訳をしようとしたり、その証拠分だけだと言ってくる可能性があります。
どれだけ証拠を持たれているかわからなければ、言い訳をしようにもハッキリとした嘘になる可能性があるので相手は偽れなくなります。
報告書は見せずに報告書の内容を元に証拠を複数持っている事を理解させてあげましょう。
うまく理解させてあげる事ができたら後の話は早いと思います。
家に帰って妻に報告
家に帰ると奥さんは何も知らないようだったとの事です。
浮気相手も電話する気もしなかったんでしょうね。
電話してバレたらまた大変なことになりますからね。
妻は始め事態を呑み込めなかった
誰でもそうでしょうけど、始めは事態を呑み込めなくて逆切れしていたようです。
すぐにスマホで浮気相手に連絡しようとしたそうですが、
依頼者さん「彼に電話しても出ないと思うよ。また連絡したり接触したら彼の慰謝料は高くなるから可哀そうだよ。」
と言ったそうですが、必死で電話を掛けていたようです。
依頼者さんは妻から電話があってもメールをしてもラインをしても出ないように浮気相手に忠告していたし、示談書にもその旨を記載していたので結局相手は電話に出ませんでした。
その状況で奥さんも徐々に状況を呑み込めたようで、一晩話をしてようやく謝ったとの事です。
妻には会社を辞めてもらった
当然ですが会社に行けばまた浮気相手に接触する事になります。
妻には会社を辞めさせ、別の仕事を探すようにさせたとの事です。
正社員なら勿体ないですが、派遣社員だったとのことなので辞めてもらうのは躊躇なかったとの事。
浮気相手を退職に持ち込みたいところだったとの事ですが、それも含めての慰謝料交渉をして納得の金額だったとの事で、妻を退職させることにしたとの事です。
示談交渉は証拠があればうまく行く場合が結構ある
常識のない相手なら仕方ないですが、まともな社会人なら示談交渉はできる場合が多々あります。
しかし、証拠も無しに一か八かで示談交渉してもまずうまくいきません。
全て知っているからこそ、自身に満ちた態度で話ができますし、的確なポイントを突いて相手を追い詰める事ができます。
全て知っているからこそなんです。
カマを掛けてもうまくいくものではありません。
逆に反撃を食らいます。
ですので、しっかり証拠を取得し、探偵aimiとじっくり作戦を練ってから示談交渉に挑んで下さいね。
※管理人が確認した後に公開されます。